Scratchで障害物競争ゲームを作ろう 動く壁の作り方
この記事では、下の画像のような、障害物競争ゲームに設置する障害物・動く壁の作り方を紹介します。今回は重要な部分がプログラムなので、これまでに何度かやっているような作業はさっくりと説明していきますね。
動く壁のプログラムは、少し考えてコーディングしないといけません。頑張りましょう!
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動く壁を実装する
壁のインスタンスを作る
まずは壁のインスタンスを作ります。
1.右下の『スプライトを選ぶ』ボタンにマウスをのせる
2.出てきたメニューの『描く』ボタンをクリックする
壁のインスタンスを四角形ツールなどを使って描きましょう。この記事では、3つの壁を描きました。
POINT!
壁にぶつかるとGame Overになるように、黒色にしましょう
壁をかけたら、インスタンス名をわかりやすく『壁』としておきましょう。
壁を設置する
作った壁インスタンスをステージに設置しましょう。
背景をクリックします。
背景の編集画面です。
壁インスタンスを置く場所を白で塗りつぶしましょう。
四角形ツールを使うと簡単です。
壁を置く場所を描けたら、プレビュー画面を見ながら壁をドラッグして移動します。
大きさの数字を変えて、サイズも調整しておきましょう。
壁を動かすプログラムを組む
壁インスタンスを動かすためにプログラムをつくりましょう。
インスタンスの一覧から壁インスタンスをクリックします。
コードタブをクリックします。
ゲームスタートと同時に壁が動き出すように、『実行(緑の旗)ボタンが押されたとき』ブロックを置きましょう。もうお馴染みですね。
壁をうごかすためのコードを考えます。
ここからは、自分の画面の数字におきかえながら考えていってくださいね。
壁が動く範囲を決める
今回プログラムする壁は、上下に動かします。壁がどこからどこまで動くかを最初に決めておきましょう。
プレビュー画面で壁を動かしてみて、
①壁の一番下の位置
②壁の一番上の位置
を決めましょう。
そして、この二つのyの位置をメモしておきます。
この記事では、①一番下の位置はここにしました。yの位置は-67です。
②一番上の位置はここにしました。yの位置は44です。
これで、壁は、y -67からy 44の間を上下に往復する ということに決められました。
POINT!
yは上下の位置、xは左右の位置を表します。
今回は壁を上下に動かすので、yの数字だけプログラムで変更します。
動き始めの位置をy -67にします。ここからy 44まで動かします。
-67から44までの距離は、下図のとおり、111です。
111ぶん動かしましょう。
y 44 に到着したら、今度はy -67まで動かします。
-67から44に動かしたのと逆のことをすればよいですね。
再生ボタンをクリックして、動きを見てみましょう。
壁が、上に動いた後、下に戻ってきましたね!
この動きを繰り返せば完成です!
繰り返すということは、「ずっと」ブロックですね。
まとめ
お疲れ様でした!
これで上下に動く壁が完成しました!
仕組みを理解すれば、左右に動く壁も上下左右に動く壁も作れそうですね。
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コメント一覧
ほかにない?
コメントありがとうございます。
以下のURLに私が作成したものがあるので、よろしければ見てみてください。
https://scratch.mit.edu/users/bababa-space/