Scratchで障害物競争ゲームを作ろう 基本編③ゲームにルールをつけよう
基本編①、②までで、コースの作成とキャラクターの操作を実装しました。
今回は、「ねこが道から出たらゲームオーバー」、「ねこがゴールまで移動したらクリア」となるようにルールをコーディングしていきます。
ここまでで、Scratchでのコーディングの方法(コードブロックの組み立て方)は少しずつわかってきましたか?
基本編③では、コードの組み立て方を自分で考えながら進めていきます。どこにどんなコードブロックがあるのか、色々見て回りながらコーディングしていきましょう。
基本編②はこちら↓
基本編② キャラクターを動かそう
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ルールの実装
ルール①『ねこが道から出たらゲームオーバー』
スプライト「ねこ」が移動できるのは、コースの白い道の部分のみです。
なので、”「ねこ」が黒い壁に当たるとゲーム終了”するようにします。
これをコード風にいいかえると、"もし<黒色に触れた>なら、すべてを止める"となります。
LET’S TRY!
“もし<黒色に触れた>なら、すべてを止める"をコーディングしてみましょう。
ゲームを実行して、ねこを動かして黒色に触れたとき、動かなくなればOKです。
うまくいきましたか?サンプルでは、以下のような実装をしています。
使用しているコードは
・『制御』の『もし<>なら』
・『調べる』の『()色に触れた』
・『制御』の『すべてを止める』
です。
ルール②『ねこがゴールに着いたら「ゴール!」と言う』
最後に、「ねこ」がゴールの場所に着くと、「ゴール!」と言うようにしましょう。
コード風にいいかえると、"もしゴールの場所の色に触れたなら、「ゴール!」と言う"です。
LET’S TRY!
“もしゴールの場所の色に触れたなら、「ゴール!」と言う"を実装してみましょう。
ヒント 同じ色を選ぶには、『スポイト』機能が便利です。
うまくいきましたか?サンプルでは、以下のような実装をしています。
使用しているコードは
・『制御』の『もし<>なら』
・『調べる』の『()色に触れた』の色をゴールの色に変更
・『動き』の『(こんにちは!)と言う』の(こんにちは!)を(ゴール!)に変更
です。
ゲーム(プロジェクト)のタイトルをつけよう
最後に、ゲーム(プロジェクト)のタイトルを付けておきましょう。
最初は『Untitled(タイトルなし)』というタイトルになっています。
クリックして、自分で決めたタイトルを入力しましょう。
ここから画像のコースの見た目が変わってています。
(プロペラが追加されています)
プロペラの追加は発展編④でやりますが、みんなのコースにはまだないものです。
今は、気にせずに進めてください。
サンプルでは、『迷路ゲーム』というタイトルにしました。
※はじめは迷路ゲームを作るつもりで作成していましたが、障害物競争のほうが適切だと思い、
記事のタイトルを障害物競争ゲームに変更しました。
まとめ
お疲れ様でした!
ここまでで、ゲームの土台ができたので「基本編」は完了です!
次からの「発展編」でゲームを面白くしていきましょう。
次の記事「発展編①」こちら↓
発展編① 音をつけよう
障害物競争ゲームを作ろうトップ記事はこちら↓
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